事務所通信 1月号掲載
創 業 の 精 神


今年は、私自身が満50才になると同時に、3月31日で、開業満15周年を迎えます。これもひとえに皆様方のおかげです。心より感謝申し上げます。これから第2創業期に入りますが、創業の精神を忘れることなく事務所経営にあたりたいと思います。


ところで、「創業の精神」とは何でしょうか。私の愛読している「致知」で次の様に3つ要素を掲げています。

その第1は「必死」の精神である。死に物狂いである。寝ても覚めても考えるのは仕事。仕事と心中するくらいの愛情と努力を仕事に注ぐ。必死に努力することを厭わない。楽しむ。いや、楽しむ気持ちを超えている。没我である。仕事と一体になっている。そういう日々の繰り返しの中で何かを会得し、創業者魂を鍛えていく。

第2の要素は、危機感、緊張感を失わないことである危機感、緊張感をなくした時、あらゆる生命は弛緩し、油断を生じ、衰退に向かう。企業もまた同じである。すぐれたリーダーは、どんな好調時にも、危機感、緊張感を失わない人である。


第3の要素は、先祖への感謝である。自分を生み出したもの、縁を紡ぎしものへの感謝を忘れない。この心を失った時、天は大きなしっぺ返しを下すことを、真のリーダーは本能的に知っている。


これからも、この時のことを忘れないようにしたいと思いますのでよろしくお願い致します。


所長 須田幸英
事務所通信1月号掲載

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