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標題は「稲盛和夫」氏の最新著書の名前です。西郷南洲翁遺訓をベースに政治家、経営者、そして人としてのあり方を書き表したものです。
「遺訓第21条」
京セラの「社是」である「敬天愛人」(常に公明正大 謙虚な心で 仕事にあたり 天を敬い 人を愛し 仕事を愛し 会社を愛し 国を愛する心)はこれが出典です。遺訓は全部で41条あり、原文のまま読むととても難解で意味がよくわかりませんが、それぞれに「訳」があり、その後に経営体験、人生体験が織り交ぜられているため、大変読みやすくなっています。
福田政権が発足し、内閣の人事がどうのこうのといった話題が多い昨今ですが、西郷が現存していたら、現在の政治状況はどのように写るのでしょうか。
それにしても、幕末から明治にかけて傑出した人物が大勢おり、西郷隆盛はそのなかでも特にすばらしい人格をもった人だったと改めて認識しました。 |
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