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既にご存じの方も多いとおもいますが、標記はミリオンセラーとなった「仕事ができる人 できない人」の著者である堀場雅夫氏が最高顧問を務める堀場製作所の社是です。
最近、読売新聞にインタビュー記事が掲載されていましたので一部紹介したいと思います。
失敗を恐れるな
「おもしろおかしく」の一番の効用は、疲れないんです。面白いことして疲れるはずがない。僕が「絶対売れへん」と言うても、(その人が)面白いと思ったら「何とかやらしてください」となる。それくらいの気持ちがないと。我が社のメーンプロダクトになっている自動車用排ガス測定装置でもね、僕は医学用の精密分析計を排ガスに転用することに抵抗があって、完全否定したんです。それでも社員が「3台売れる」と言うから「3台も売れるんやったら、やれ」と言った。その社員が2代目社長(大浦政弘氏)になりました。
反対に「どうしましょ、どうしましょ」とお伺いたててくるのが1番、頭に来る。
私も同感です。確かに「指示を待ち」、「同じことを繰り返す」方が楽です。しかし、こうした集団では、昨今の厳しい経済環境を乗り切ることはできません。自分から積極的に仕事を求めて働きかけ、周囲を巻き込んで仕事をしていくことが大切です。
もちろん、新しいことをするには、大変なエネルギーが必要ですが、こうしたときにこそ「おもしろおかしく」をバックにして、積極果敢に取り組んでいきたいものです。
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