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これは、2月17日に放送されたTV番組の中でのマラソンランナー有森裕子の言葉です。そして別の所では「何かできるようになりたい。何のとりえもない私は、人一倍努力しないと人並みにはなれない。それだけを考えて生きてきた。」とも言っています。
「本当に本当に、応援ありがとうございました。2月18日東京マラソンでは朝から、芯から冷え切ってしまいそうな寒さの中、スタートからゴールするまで途切れることのない応援を沿道より頂き、本当にありがとうございました。不安ながらも無事にゴールテープを切ることが出来たのも、皆様からの声援があったからだと思います。悪天候・途中転倒と引退レースにしてあまり良い条件・内容ではないところもありましたが、ここに至るまでの"走ってきた"日々のことを考えれば、当日の全ての事が何か意味を持ち、ありがたいことの様に感じました。沿道からの"アリモリコール"を受けながら、『マラソン』という競技を通じてめいいっぱい生きてこれた日々に、そしてこれだけの声援を送ってくださる人々に出会えた事に、感謝の気持ちでいっぱいです。生きている自分の人生の中で、このような"時"を持つことが出来たことを本当に幸せに思います。今後は今まで走ってきて得た多くの経験を生かして、次なるステップにし、また学んで行きたいと思います。"プロ・マラソンランナー"としては引退、フィニッシュですが、これからの人生においては新たなスタート。再び、私なりの"必死"で生きて行きたいと思います。」
(有森裕子公式ブログより)
有森裕子語録としては、アトランタオリンピック時の「初めて自分で自分を褒めたいと思います。」が最も有名です。
しかし、私自身素質も才能もない人間で、同じような考えで生きてきたので標題の言葉は、より共鳴するものがありました。
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